内側から腐る

2/2
前へ
/32ページ
次へ
内側から腐る 誰にも見られない所 時間を捨てて遂に見つけた 誰にも見られない所 じゃないと笑えないよ 隠れて書いてた blogが君にばれるくらいの 事件が無ければ 僕は晒せないよ 初めて分かった 体温が上がる感覚 でも僕が悲しかったのは その体温が戻るときのループ 世界の底辺に僕が 立っていてそして更に沈む 『通販の電子辞書を見る度、僕の知識量をはかなく思って、僕の脳を床に投げつけたいのに、そんな画期的な自殺方法は実現不可能で、いつの間にか堂々巡りの夜が、朝になっていたので』 全部嫌になった 初めて分かった 体温が0の感覚 でも未だ僕が生きているのは かの神様が与えた罰ゲーム 世界の底辺で僕は 『立つことさえも無理です。』 沈む (2009)
/32ページ

最初のコメントを投稿しよう!

4人が本棚に入れています
本棚に追加