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「……1つ質問良いッスか?」
「答えられる範囲であるなら…。」
ゃ。そんなに目を細めて聞かなくても…
素朴な疑問を質問するだけなんだからさぁ;
とりあえず私は率直に言った。
「2の奴隷って何やるの…?」
やぱ雑用とかでコキ使われるとかですかね?
鞭で叩かれるのは勘弁ッスよ?
「まぁ、家政婦に近い事や
サンドバックとか…性欲処理…そんな所だ…。」
ぅわーー…………
「死神は…いたぶったり汚したりするの好きだからな…。」
ククッと喉奥で笑ってる所から…
サディストだ…!
この人Sと言うよりサドだ………!;
「まぁ、お前容姿は悪くないから案外、死神に可愛がられるかもな…?」
「嬉シクナイデス。」
可愛いがられるって意味は怖いので深くは考えません!
花も恥じらう乙女に何て事言うんだコノヤロー←
てか蒐さん…私、自分の顔すら覚えてないんですが…
「あぁ……鏡を見るには対価は必要だが?」
「ぅ"。じゃぁ、いいッス…。」
私何も持ってない…
はぁー………
「……とりあえず、性奴隷にされて壊れた魂、拷問好きの死神の相手して砕けた魂…
あまり2の選択肢で幸せになる奴なんて居ないと…言える。」
「ハハハ…親切にどうも;」
蒐ってワリと親切?
いや、チョット違うか…
一先ず2は勘弁だな~…
1か3………
………ん…?
そう言えば…3のゲームって何だろ………?
「ねー、蒐さん?
3のゲームってどんな内容…?」
「………それは…………」
蒐の瞳が藍から紅く変わった…
………やっぱり、見間違えじゃなかったんだ…。
「平たく言えば…殺し合いって所だな…。」
その言葉は私の耳元で
甘く…甘美な響きをすると共に
恐怖と狂気を与える……。
そしてその狂気は
“狂喜”となるだろう…。
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