7人が本棚に入れています
本棚に追加
「あまり適当って言うのは、
……喜べないかなぁ~…?;」
ハハハと苦笑いをする私。
そりゃぁ、思いつきで適当な名前をつけられても…
…………ねぇ?;
と、軽く不服気味な表情すると蘢はピコーンと何か思いついたらしく自信満々気に言い放った。
「それじゃ俺命名!
ドリアン!!」
ちょwww
「……柚兎が良いです。
柚兎最高だよ、うん。私は柚兎です!!;」
「ちぇー…何でだよ節介考えてやったのにぃいっ!」
…ドリアンは無い…。
如何に蒐さんの方がネーミングセンスがあるかしみじみ分かったよ…(遠い目
何はともあれ
ふぅ…とため息をついていると蒐は選択盤をゴソゴソとしまっていた。
それは良い…けど…
「しゅーぅう💕」
「……片付けの邪魔するな。」
「嫌だ♥」
ベッタリ、ベットリと蒐の背中にしがみ付いてる蘢の存在が気になる…。
この二人付き合ってるのかな…?
のワリには蒐さん蘢さんに冷たいようだけど…。
そんな私からの視線に気付いたのか蒐はため息をつきつつ呟く。
「………俺と蘢は付き合ってない。
こいつは“男”だ…。」
「ぁ"!それは言わない約束だろ?!;」
「……………マジですか?」
何か……裏切られた感。
見た目は完璧女の子なのに;
最初のコメントを投稿しよう!