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そんなこんなで私は
嫌々ながら蒐に連行されていった。
因みに蘢さんは…置いていかれた←
何でも一緒に居ると疲れるとか言って蒐が撒いたともいう…。
「何かここいかにも閻魔様が居ますって感じなんですがー…;」
うぅ…通路がジメジメしてるっ。
∑ぎゃ、何か変な生物も転がってる!!
さっきも古びてたけど、
ここも古びた館だなぁ…。
辺りの通路には蝋燭が灯ってるだけで薄暗い。
足元にはネズミが居ると思えば見たことの無い生物が駆け回っていた。
感想を述べるとしたら気味が悪い。
その中を蒐は無言で前を歩いている訳だから
私はもう…寿命が縮む思いです;
「あまり俺から離れると
取って喰われるから用心しとけ。」
「は、はひ…?💧」
………あえて何にとは
怖いから聞かない。
いや、聞けない。
もう、さっきから私は
ヒヤヒヤ神経質になる一方だよ!!
ハゲたらどうしてくれるのさッ←
「……髪が無くなった時は
蘢に鬘(カツラ)を貰え…。」
……そう言う問題じゃないっしょ………ぅん。
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