7人が本棚に入れています
本棚に追加
暫く私が渋い表情で悩んでいると蒐はさっそく本題に取り掛かった。
私が出したルーレットの結果を話しだす…
蓊は蒐の言葉を興味深げに聞き入っている…。
はぁ…私、今更だけどトンデモナイ事しちゃったのかなぁ…。
チラリ横目で蒐を見ていると
相変わらず何処か気怠そうな表情をしていた。
「………って、事だ、
この場合は柚兎はドッチなんだ?」
話を聞き終わるとジィ…と蓊は私を見ながら顎に指をあてて考え込んだ。
「そうだねぇ…蒐君はドッチが良いのかな…?」
「面白そうだからⅢ。」
即答で蒐が答えると、
蓊はクスクス笑っていた。
そしてそのままコクリ頷き
「それじゃ、Ⅲで良いですよ。
ただし…
ゲームオーバーの時はⅡになってもらう事にします。」
ニコリと笑いながらそう言い放った。
蒐は少し怪訝そうな顔をすると共にニヤリと口元を歪める。
「…そんな甘い条件で良いのか?」
「えぇ…まぁ、その内それが蒐君には
恐怖になるでしょうから。」
「……………嫌な性格してるな…」
「………??;」
……私話についていけてないんですが…。
とりあえず空気を読んで黙っておく事にしました←
最初のコメントを投稿しよう!