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｢…………煩いなぁ……。｣
｢へ…？;｣
ぇ、ぇ…っえ…？！
な、何か居る！！←失礼。
｢ぁー…新しく来たのか…｣
そう言って気だるそうに頭を掻きながら
相手は私をｼﾞｨ…と見る。
黒くて長くはない髪…
…整った顔立ちで深い藍色の瞳。
ﾊｰﾌなのかな…?
それはもう…
格好良い美少年が転がっt…
…………ｺﾎﾝ、
私の後ろで寝そべってたんです!!
ぅわー…わー…
超ｲｹﾒｿじゃないｯｽか、
ﾏｼﾞ、ﾊﾟないｯｽよ。
｢………ｼﾞﾛｼﾞﾛと凝視するな。｣
｢ぁ、ｽﾐﾏｾﾝ。｣
少し眉に皺を寄せて上半身だけ起こす彼は
此処が砂漠というのに対して黒装束で何とも場違いな服装だった。
ゃ、私も制服なんですけどね！
ｧﾊﾊﾊっ、全くどうしろってんだよﾁｸｼｮｳww
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