第二幕
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その後、授業は何事も無く進んでいった。 そして二限目が終わり、皆が次の授業の支度を始める中で、彼だけは筆記用具を鞄に仕舞い帰り支度をしていた。 「今日はどうもありがとう。 また明日!」 彼はニッコリ微笑むと席を立ち、クラスメート達にも同じように声をかけながら教室を去って行く。 彼にはこれから仕事が待っているから。 本人の居なくなった教室で花が咲いた、彼の話題。
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