また明日

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「また明日」 そう言って手を振った。 私も君も 背中を向けて歩き出す。 そんな些細なこと。 当たり前になっていた些細なこと。 それは こんなにも 幸せなことだったんだ なんて 君を失ってから気づいたよ。 出来ることなら もう一度 「また明日」 って言いたいな。 叶わぬ思いを抱いた 寒い冬の夜。 end
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