4/8
前へ
/145ページ
次へ
恭夜がキッチンを覗くと玲奈が鍋を温めていた。 「恭夜はテーブルに座ってなさい。」 恭夜はダイニングのテーブルに座った。 数分して三人分のパンとシチューとサラダと飲みものがテーブルに並んだ。 「うまそうだな。」 「あの子の料理はそのへんのレストランよりおいしいわよ♪」 「で、その“あの子”はどこだ?」 「今、連れて来るわね♪」 玲奈がご機嫌な様子でダイニングを出て行った。 しばらくして玲奈が車椅子の少女を連れやってきた。 .
/145ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1546人が本棚に入れています
本棚に追加