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ちなみに。
執事がいるにも関わらず、常に本を抱えているのは、この少年がいつでもどこでも、歩いているときでさえも本を開き、知識を吸収することに夢中になってしまうからである。
危ないからと周りが止めても、なかなか頑固にその首を縦に振らず、周囲を困らせたものだ。
しかし側近の執事の説得らしきものにより、ようやく歩きながら本を読むということはなくなった。
しかし、相変わらず本を手離すことはなく、今でも本を自分で抱えて動きまわるのである。
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