悲劇

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作戦を開始してから10日が過ぎた 愛は白崎と仲良くなり白崎のタイプなどを聞き出すことに成功した 「ってことで愛が調べた由里ちゃんのタイプ!!」 そう言って一枚の紙を俺と田中に見せた そこには 白崎由里ちゃんのタイプ(^w^) ・優しい ・話しやすい ・笑ってる 以上3点 そう書いてあった 「すいませーん。質問です」 田中が手をあげて愛に聞いた 「これだけを調べるために10日ってかかりすぎじゃないですか?」 「うるさい!!女の子はそういうのをなかなか教えたがらないの!!」 「うちのクラスの内海は女の子なのにクラス中に好きな人言ってるのはなぜですか?」 内海とはうちのクラスにいる、元気で明るい女子だ 「それはね田中くん。女の子にはみんなに教えたいオープンタイプと絶対教えたがらないクローズタイプがいるの。今回、由里ちゃんはクローズタイプだったんだけど愛が頑張って閉ざしたハートを開けてあげたの。オープンしたの。」 なんか感動的に話し出す愛 すると愛は 「もっと情報を集めておきます!!以上。解散」 そう言って 足早に去っていった 俺は優しくて話しやすくて笑ってる男になろうと密やかに思っていた
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