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[あなた方はこれからパラレルワールドに行き、敵と戦ってもらいます。まぁ簡単に言うと戦争です。全てボンバーマンと同じで爆弾以外で相手を殺してはいけません。あと、ゲームみたいに爆弾の火は縦横には進まず、どかーんと一気に爆発するんで気をつけて下さい。]
「そ…そんな…爆弾なげたら俺らも死ぬじゃんか」
晃は震えながら言った
[それは大丈夫ですよ。そこまで強力な爆弾じゃないんで。爆弾から5メートル離れたら被害はありません。ただ、あなた方が火力UPのシールを取れば話は別ですがね。]
「シール?」
[ボンバーマンなんですからシールぐらいあるのは当然でしょう。]
晃の問いに男はすぐに返答してきた。
[さてと、これからチーム分けなんですが…あなた方は“A連”に入ってもらいます。あなた方の敵は“B連”と“死神”です。]
「だいたい話は理解してきた。早く俺らをパラレルワールドに連れてけよ。」
「瑠!?」
「ここで待っていても帰れないんじゃ先へ進むしかないだろ?」
禮は瑠の言葉に反論する事ができず、みんなも先へ進むしかないとわかっていた。
[それでは行ってらっしゃいませ。]
シュン…
4人は赤い部屋から消えていた。
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