始まり

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ザッ ザッ ザッ 今の爆発音を聞いて誰かがこっちに近づいてくる 禮は急いで隠れられる場所を探した ……が、大草原なので隠れられる場所などない 禮は足音のする方を見た 顔はよく見えない 人数は1人 禮は敵なら戦うしかないと決心した 迫ってくる距離は縮まり、顔は微かに見えてきたがはっきりとはまだ見えない。 服の色は………青と黒が似合うロングコート 迫ってくる奴がB連か死神かはわからないが“敵”だと言う事を一瞬で禮は理解した 「くそ…戦うしか…ないのか…」 そう呟いた禮の額からは冷や汗が吹き出していた しかし禮はあることに気づく 「しまった!僕はさっき爆弾を使ってしまって…」 焦って腰に巻いてるベルトを確認したら爆弾はまたベルトについていた 「復活している…!?爆発したら復活するのか!!」 そう言って禮は爆弾を手に持ち向かってくる敵を迎撃する体勢をとった もうすぐ顔が見える 見えた その瞬間、禮は手に持った爆弾を地面に落とした
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