悪夢

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「ぎゃぁぁぁぁぁ!!!」 そこはまるで、地獄のような光景。 泣き声、肉の切り裂ける音、断末魔、逃げ惑う人々の足音。 そんな音が、この山奥の村では響き渡っていた。 女子供関係ない、無差別な攻撃。 それは、忍によるもの。 しかし、戦う者がいた。 それは、ある一族の戦士達。 声も出さずひっそりと、忍達を攻撃する。 暗闇でその姿は見えないが、かなりの速さであることはわかる。 しかし、その一族の数も徐々に減っていった。 それから少し経った頃、村は全滅されたかのような静けさに包まれた。 .
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