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隣の教室で喧嘩を始めたのは、この近くにある荒谷中をしめていた海藤 晃(かいどう あきら)だ。がたいもよく、やはり荒谷中しめていただけあって喧嘩はすごく強い。
あっというまに倒してしまった。それを見て俺はワクワクしてきた。
「すげーこんなやつがゴロゴロいるのか、楽しみになってきやがった。」
すると隣から「初日から派手だねー!!」とそれに対して海藤は、「おめーもやっぱりここに来たか!!」
そいつは荒谷中からそんなに遠くなく近くもないところにある、ここらでは多分1番強い中学であろうと言われている、川見中を束ねた男、進藤 勇作(しんどう ゆうさく)である。
「進藤よー俺と勝負しろや!!」
「海藤また俺にやられてぇのか!?」
この二人は中学の頃からやり合っていて、戦績は2勝1敗で進藤が勝ち越している。
「なにをやっているんだ!!やめろ!!」先生がとめにはいる。
「また今度な覚えとけや!進藤!!」
「いつでもかかってこい、海藤」
こうして二人の争いは次回へ持ち越しになった。
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