650人が本棚に入れています
本棚に追加
/198ページ
「ここもすげー学校だな!!」
大毅はワクワクして興奮のあまり震えが止まらなかった。
入学式も終わって放課後になり帰宅しようとすると。
「誰だお前、この辺じゃ見たことない顔だな!?」
話しかけてきたのは、荒谷中と川見中と比べると少し劣るが。この辺の三大中学と言われている最後の中学、要田中をしめてた鎌倉 洋平(かまくら ようへい)だ。
「先月こっちに引っ越してきたんだょ。」
「そうかお前転校生だったのか、名前は??」
「北川 大毅だ!!」
「北川か…覚えておくよ。ただ気をつけろよ、ここは普通の学校じゃねえ、俺みたいなやつがゴロゴロいるんだからな。今日の海藤の喧嘩見たろ?? あいつはかなりおっかないからな、それに勝てる進藤はもっと凄いんだけどな(笑)。そんなやつらばっかりだ、きっとお前も喧嘩に自信があってこの学校に入ったんだろうが、簡単にはこの学校じゃ頭は取れないぜ。」
「だろうなあの喧嘩見てそう思ったよ。だけど俺は絶対にここの頭を取るぜ!!」
「そうか。ならいずれ俺ともやりあうことになるだろうな。その時はいつでも相手になってやるぜ北川。」
最初のコメントを投稿しよう!