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「えー、では、はじめに、ルール説明をします。」
大会関係者が、出場選手に諸注意をする。
「とりあえず、1対1で戦ってもらいます。様々な魔法を使って、相手を戦闘不能にしたら勝ちです。それだけです。」
ずいぶんさっぱりとしたルール説明が続く…
「ドラゴンボールの天下一武道会の、魔法版です。天下一武道会については、ドラゴンボールのコミックス、2巻を参考にして下さい。」
イヴ「………………」
「相手、或いは自分の
"身体へ直接的に魔法をかける"
のは、駄目です。禁止です。反則です。
たとえば…
かけられた者の生命活動を停止させる、死の呪文… "アバダ・ケダブラ" や、
相手の身体を氷のように固め、動きを封じる、 "コオリオニ・デ・タッチサレタヒト" など。」
うんうん。
「そして…
かけられた者の身体活動を高効率化させ、身体能力を激的に向上させる、 "カイオウケン" などもですね。注意してください。」
関係者おじさんは続ける。
「しかし、酸素を燃焼させ、物体に火をつけたり、杖などの媒体から、電撃を飛ばしたり、間接的な攻撃と見なされるものは、もちろん禁止ではありませんので、ジャンジャン使ってください。」
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