どっからどう見ても車エビだろ

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イヴ「うりゃー!」 対戦相手「あぎゃぎゃあー」 審判「勝負あり!527番 本選出場決定ッッ!!!」 イヴ「ふふっ!やった」 えー…勝ちました!! 見事、予選突破しました! いやー、これからっすよ 本選は強者揃いなんすよ あ、本選はトーナメント方式で 予選突破した選手同士が、まぁ 普通に対戦する 『第壱トーナメント』と 第壱トーナメントで上位に残った選手のみが進める 『第弍トーナメント』がある。 俺もカイも、第弐に進めたことがない。ってか、その試合すら見たことがない。 ってのも、第弐は非公開の特設ドーム内での試合で、俺たち第壱で敗退した選手も観戦すらできなくなっている。 一体、どんな凄い試合をしてんだか気にな… …ドーンッ!! 「うわー!」 審判「勝負あり!232番、 本選出場決定です!!」 おぉ、派手にやってんな… ん?ありゃ、カイだな。 カイも予選突破したんだ! カイ「よし!本選出場決定!」 イヴ「おめでとう!俺もさっき予選突破したところだ。」 カイ「この調子で、本選もガンバっぞ!」 ―――… 意気込む二人… 汗ばむ二人… 荒い息遣いで… この広い部屋の中… 二人は… 結ばれた… ら、困る。 ストーリー的に困る。 予選突破で張り切る二人。 しかし、その本選で あれほど壮絶で スパイシーな事件が幕を開けるとは 未だ知る由もなかった…
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