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うん。みんなには現在の時間を知ってもらわなくちゃならない……
現在、午前2時45分……。
ホームルームが終わってから、既に9時間強の時間がたってしまっている。
何?都合が良すぎる?
何の話ですかね?
しかし、俺が受けた仕打ちは、えげつない物だった。なんせ、縛り付けて人体改造されそうになったんだからな……本当に。
憧れの仮面○イダーにされるところだったよ。別に憧れてはないが……。
まぁ、俺はその後目黒の魔の手から逃れ、現在に至る。
今、俺は流星群を見るため、俺しか知らない穴場に向かってトボトボ歩いている。
「もうすぐ流星群が見れるぞ!元気出せ、俺!」
俺は、暗い気持ちを吹き飛ばすため、自分を励まし、パンパンと頬をたたく。
うん!何か元気出て来たぞ!
そんな事をしている間に、俺は穴場に到着した。
説明が遅れたが、俺の言う穴場とは少し狭い原っぱの周りに木々が生い茂っている、という形をしている。
「今の時間は……2時55分か……。そろそろ始まっても良い頃だけど……」
俺は何気なく、空を見た。
その時、一筋の流れ星が流れた。
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