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「おぉ……やっとか……」
うん……。やっぱ星は綺麗だ……。
しかし、いくら待っても、次の流れ星は流れない。それどころか……
何か……流れ星……接近してません?
うん、なんかむっちゃ燃えてるんすけど……。
「おいおいおい!流石にまずいって!」
俺は、とっさに近くに生えていた木に隠れる。つか隠れないと死ぬ。
凄まじい音をたてて墜ちてきたそれは……
「ミサイル……?」
はい!ミサイルでした!
ん?何か書いてるぞー?何々……MADE IN AMERICA……。
――――分かりやす!何処が落としたか分かりやす!
日本!お前はいったい何をしたんだぁぁあ!
俺が頭を抱えて(心の中で)叫んでいると、ミサイルが凄まじい音をたてた。
「ちょまっ!お前爆発するつもりじゃ……!」
あぁ……。俺、死ぬんだー……
パカッ!
パカッ!?そこはドカンじゃねぇのか!?
恐る恐る。俺は、割れたミサイルに近寄る。
ミサイルが落ちた所はクレーターになっていた。
「おいおい……。マジかよ……?」
ミサイルで出来たクレーターに少女が眠っていた。
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