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「部長ぉ。れいのあれ、東京には落ちませんでしたよぉ?」
「はぁ?嘘やろ?どこ落ちたん?」
「それがぁ、この町の山におちたんだってぇ」
「やばいやん!!早よう回収せなあかんやん!!」
「お二人とも、落ち着きなさいませ。今、黒ちゃんが現場を確認しに行ってますわ」
「さすが部長!抜け目が無いね!僕も部長みたいになりないなぁ……」
「ふふふ……。嬉しいお言葉ですわ」
プルルルル!
「部長!電話やで!」
「あら、黒ちゃんったら。仕事が早いですわ。
もしもし?」
『む、私だ。れいのあれだが、お前が予想した場所に落ちた形跡はあるが肝心の本体がない。大丈夫なのか?』
「黒ちゃん、安心してくださいな。それは、想定の範囲内……ですわ」
『む、そうか。お前が言うなら大丈夫だろう。念のため、探索は続けるぞ?』
「お願いしますわ。では……」
ピッ!
(ふふふ……。是非ともうちに欲しい人材ですわ……。天月……尚)
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