第2章 さらば……俺の日常……

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「あの…………すみま……せん……」 「あぁ、もう謝んなくて良いから」 さっきの裸事件の話だが、どうやら知愛は昨日見たテレビ番組で、人肌で温めるのがいい……というのを聞き、俺に喜んでもらいたい一心で裸になったらしい。それは遭難したらの話なのだが……。 「あの……その……」 「あぁ!もう良いって!さっきから何回謝ってんだ!それより服だろ?そんな格好じゃ風邪引く」 「……あう」 知愛は俯いて黙り込んでしまった。少し悪いことをしたような気にもなるが、仕方ないんだ。さっきから俺は、知愛の目のやり場に困っている。 なんせ、HADAKAですからね。 現在進行中でタンスの中を俺は漁っている。 とはいっても、俺1人暮らしで……女物の服なんか……………………あったぁぁぁあぁぁあ! タンスの中から出てきたのは真っ白なワンピース。 早速、それを知愛に渡す。 「知愛、これ着てこい」 「……はい」 知愛は、俺からワンピースを受け取ると……。 俺の目の前で着替え始めました。 「……なんで……そうなるんだぁぁぁぁぁあぁあ!!!!」 あぁ、なんか今日……叫んでばっかり……。
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