第2章 さらば……俺の日常……

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その後、俺は知愛を違う部屋に移動させて、着替えさせた。 しばらくして、知愛がゆっくり歩いてきた。 その姿は、一言でいうと…… Beautiful!! 「……あの……どう…ですか…?」 「だから、Beautiful!!」 「………………?」 「あ、いや……。こっちの話だ」 いかん、いかん……。 つい心の声を出してしまった。しかし、まぁこの美しさを見れば、心の声も出てしまうだろう。 銀色の綺麗な長い髪、蒼空のように透き通った蒼い瞳、白い肌に埋め込まれた赤い水晶、そして白いワンピース。 彼女の持つ全てが、完璧であった。 しっかし、なんでうちにワンピースなんか……………っあ。 それはとある雨の日。 『尚ぉ、服ビシャビシャになったからお風呂貸してぇ』 『な、お前そんな急に!』 『わぁ!お風呂沸いてるじゃん!一番風呂だ!尚、覗かないでよぉ?そのワンピース洗っといて!また取りにくるから!』 『ば、馬鹿!覗くか!お前、帰りなに着て帰んだ!?』 『体操服あるぅ!』 そっか!あの時か!結局取りに来なかったな……。 しかし、着る奴1つでここまで違うのか……。 無駄に感心する、俺であった。
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