第2章 さらば……俺の日常……

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『学校には来るなよ』 そう言って、尚様は行ってしまいました。 学校って、いったいなんですか? 私は、いつもの無表情で首を傾げました。 とりあえず、さっき教えてもらった『冷蔵庫』に行ってみましょう。 私は、尚様に教えてもらった『冷蔵庫』のある場所までかけていきました。 そこには、私よりも大きな箱がありました。 「これが……『冷蔵庫』……ですか?』 私の質問に答えてくれる人はいませんでした。 私は、その『冷蔵庫』に触ってみました。とても硬くて、冷たいです。 私は、『冷蔵庫』を開けてみました。 「――――――あうっ!」 突然吹いた、冷たい風に私は少し驚いてしまいました。 『冷蔵庫』の中にはポツンと小さな容器が置かれていました。 私は、それを手に取り、マジマジと見ました。 容器には、『プリン』と書かれていました。 「これは……食べ物……ですよね……?」 やっぱり私の質問には、誰も答えてくれません。 私はその容器を取って、『冷蔵庫』を閉めました。
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