プロローグ

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「でも、落とさないと僕達がヤバいんじゃ……」 「う………言われてみれば……」 「でしょ?日本さんには悪いけど、ここはこらえてもらいましょう。」 「ちくしょう!俺はなにもできないのか!」 「そんな能力奪われたヒーローみたいなこと言わず……。あ、コラ先輩!機械を殴らないでください!精密機械ですよ!」 「ちくしょう!俺は……俺はなんて無力なんだ!」 (こりゃ駄目だ……。完全に自分の世界に入っちゃってるよ……。面倒臭いし、逃げちゃいましょう) 「先輩、僕、ちょっと爆弾の方見てきます」 ――――――――――――――― 「たく……、面倒臭い先輩だな……」 「確か、爆弾はここに………あれ?」 ――――――――――――――― 「先輩!爆弾がありません!」 「何!?まだ投下してないはずだ……!………あ………」 「どうかしたんですか!?」 「さっき殴ってたのに………投下スイッチ入ってた……」 「………へ?」
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