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笹倉Said
笹倉「♪~♪~」
よ。アタシは笹倉はつみだ。今は丁度収録の空き時間。鼻歌を歌いながら自販機に来てる。勿論、飲み物買うため。
笹倉「何にするか…これでいいか」
アタシは適当に飲み物を買い、来た道を戻ろうとした。が
ダダッ!
??「待て~!!」
??「はぁ!?待つわけ無いし!」
笹「(あー…うっさいな。つーか廊下を全力疾走してんじゃねぇよ)」
人影は見えないがデカイ声が聞こえた。ま、人影が見えないから関係ないと思って買った飲み物を開けようとした。
ドンッ
笹「うわっ!?」
??「のわっ!?」
思っきりぶつかった。まるで何かのコントみたいに。
笹「…………………」
??「あ~…すんません!大丈夫っすか?」
笹「……………………………か。」
??「え?」
笹「大丈夫な訳あるかってんだよ!お前何してくれんだよ!アレ炭酸なんだぞ!?あんな所まで吹っ飛ぶとか、お前はどんだけの勢いで俺に突っ込んでんだ?」
アタシはぶつかってきたやつに怒鳴らながら奴の少し後ろに転がった缶を指差して凄んだ
??「え;;あ、いや、すんません……」
??「おーい!どうしたんだよ!」
コイツを追い掛けていたらしい奴が来た。イライラしてたから相手にしなかったけどな。
笹「はぁ…あんなの飲めねぇから、お前処理しろよ。今度同じ事したら…覚えとけよ?」
時間も無かったからソイツラが誰か確認しないでアタシは立ち去った。
その後、すこぶる不機嫌だったのは言うまでもない。
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