メリークリスマス

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冬空の中、オレはいた。辺りは既に夜を迎え、間もなく聖夜が近づいていた。オレの目の前には、大きな木が存在していた。どうやら聖夜の到来と共にイルミネーションを点灯するらしい。 今、何時だ? もう一分を切った。 30…20……10……ふふ、5秒前に勝利を宣言しよう。 7、6、5……… ………恋人共オレの勝ちだ!! イルミネーション点灯!! 司会がイルミネーションを点灯する。それと同時に辺りを駆け巡る衝撃。 …な……なんだよ…?これ…? 偶然、オレの目の前にリア充がガタガタと震えながら、言う。隣の女は泣き喚いていた。 オレの目の前に広がる光景。それは奴らを恐怖のどん底に突き落とす者であった。 クリスマスツリーには、本来なら鈴やら靴下やら可愛らしい装飾だがそれは違う。そこにはたくさんのいい男がぶら下がっていたのだ。 うほっ!いい男!! いい男の登場により、そこは地獄と化した。多くの人間が掘られていくさまは、まさに地獄!! 何故、いい男が……? そう、すり替えて置いたのさ!! 完全に僕の勝ちだ! まだ終わらない、次の計画は既に実行している。パニックになったリア充が向かう場所、それは……ホテル!!!!!!!!
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