~誓い…~

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とある星の散る夜…小さな男の子と女の子がとある家の屋根に上がり、屋根に座り空を見上げていた… 「綺麗だね…」 「そうだね…」 女の子の言葉に男の子が返す。 その時、夜空をキラッとしたものが流れる。 「あ!流れ星!」 男の子が流れ星を見つけ、見えた夜空の方向に指を指す。 「…」 「…?どうしたの?」 女の子がずっと下を向いていたので、男の子は心配になった。 「…良し!」 「何が良しなの?」 「流れ星が流れる間に3回お願い事をすれば願い事が叶うんだって!」 「そうなんだ!何をお願いしたの?」 男の子が聞くと女の子が少し頬を赤らめる。 「…もぅ!ひ・み・つ、だよ!」 「え~何で~?」 「秘密は秘密だよ!」 そう言うと、女の子が立ち上がり、少し前に歩いて振り向く。 「私、君のこと好きだよ!『流』君!」 「僕もだよ!『 』ちゃん!」
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