天国へ行けなくても

幸せの結末 悪夢の始まり

｢どうしたの!?今日、結婚式とかじゃないよね？｣

｢プロポーズしにきた｣

｢えっ!?｣

｢今すぐ結婚しようってわけじゃなくて、どっちみち結婚するなら光以外考えられないし、この先何があるかわかんないから先に言っておこうと思って。…って本当は突発的に考えついたんだけどね｣
と少し頬を染めて悪戯っぽく笑う俊也に光は抱き着いた。