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いとこは教師
目が覚めると朝だった
昨日はセツナを助けてドタバタした一日
問題はこれからどうするかだが…
『考えても仕方ないか』
部屋から台所へと向かう一樹
エプロンをつけて冷蔵庫の中を確認しながら朝ご飯を作り出した
『白ご飯とたまご焼き…漬物や味噌汁でいっか』
いつもより早く起きて自分とセツナの分を用意する
『あいつ、食べるかな』
気にしながらもテーブルへと料理を並べる
料理を作り出して30分過ぎた
時間は朝の7時
セツナを起こす為に寝ている部屋へと向かった
ドアを開けると布団の中で静かに眠るセツナ
寝顔がそこらへんの女の子と変わらない
『とても武将には見えないよなぁ…それに、ここまで気持ちよく寝てると起こすのも悪い気が』
『なら起こさずにどうするのだ?』
『そりゃあ健全な男子だから寝ている姿を…っていつからだ。』
『たわけ…そなたが部屋に入る前から起きておる。我を侮るでない!』
『そりゃ悪かった、朝ご飯できてるから食べろよ。』
『かたじけない。』
寝ていた布団を畳んで一樹と一緒に台所へと歩いていく
テーブルへと座り、ご飯を食べだす二人
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