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ー教室
俺の名は『右鷺 翔吾』。
面華学園高等部二年W組。
探偵部の部長。
探偵部と言っても俺以外の四人は完全に幽霊部員。
「おーい!右鷺~!」
翔吾「苗字で呼ぶな!」
「悪い悪いwww」
こいつは渡邉 號(ワタナベ ゴウ)
あだ名は『変態特急☆渡邉号』だ。
(考えたのは俺)
翔吾「…で?どうかしたのか?」
號「最近変な事件多いだろ?だから翔吾は何か掴んで無いかなっと」
翔吾「残念だが、俺の頭はPCじゃないんでな」
號「なんだ知らないのか…」
あからさまに落ち込む號…
まったく…
翔吾「誰が『知らない』って言った?」
號「え?じゃあ…!」
翔吾「目撃者、情報共に無し。
手口…というより犯行が全て同一。
対象は、どれも学校関係の大型施設…」
號「えーと…スポーツジムに、体育棟…あと昨日の体育館だな」
翔吾「共通点は四つ。
號、判るか?」
號「え!?…ん~…学校関係で、
体育関係なのはわかったけどさ…」
翔吾「四分の一正解」
號「ええ!?四分の一!?」
翔吾「正解は学校関係、多くの利用者、不良のカツアゲ場所のベスト4、そして最大の理由は…」
號「最大の…理由は?」
翔吾「大量の死傷者が出る…という事だ」
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