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狂ってても良い。
サイコでも良い。
お前がただ欲しい
｢るっさ、い。おま、え、もうしゃべんな｣
口から漏れ出る吐息に微か混じる甘い声は俺が与える快感に素直になってるからだと思うと妙に嬉しくなった。
｢と、く、っ｣
｢…何｣
｢す、き…んぁっ｣
｢うん｣
知ってる。だから欲しいんだよ。俺だってお前が好きなんだからさ。
お前の事が綺麗なんて俺だけ知ってれば良い。
｢…お前以外に見せる気もねーよ｣
ばあか、と微笑む吉村。
この唇は俺の為だけに喋って俺色に染まれば良いのに。
－End－
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