第1章

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しばらく歩き、校舎裏の木の下についた 『き…れいっ!!』 倉庫っぽい建物の横は綺麗に刈られた芝生が広がっていて、大きな気が立っていて、建物を見なければ何処か草原に来たような気分になるくらい気分の良い所だ。 今日は天気も良くて、青い空がよりいっそう芝生と木を輝かせている 『私、こういうのめっちゃ好き』 「気に入ってもらって光栄ぜよ。ささ、第3回目UNOスタートじゃ」 『ズル無しね。』 - なかなかお互い粘ったが、やはり私が勝利した。 『当たり前の結果ね。でもまぁ…なかなかやるわね』 「こりゃまいった…お前さん、名前は?」 UNO3回目にして名前を聞き忘れていることに気付いた 『私は島井理真。そっちは?』 「理真か。俺は仁王雅治。ヨロシクぜよ」 握手を交わした。 「んじゃ、俺は午後からハーードな部活なんで、そろそろ失礼するぜよ」 『了解。部活がんばってね、また明日。』 「おう。明日も楽しみにしてるぜよ」 そう会話を交わすと彼は最初来たほうに帰って行った。 『仁王雅治…か。最初の友達に…なれるのかな?まあいいや、さって、帰りますか!』 綺麗な青空の下 私は学校を出た。
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