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学校を出たあとも、しばらく学校から部活らしきかけ声が聞こえてきた。
『(部活か…前の学校じゃ、ソフトテニス部に入って毎日皆と一緒に走って打って笑って泣いて…)』
気が付くと涙が流れていた。
前の学校の皆に依存しすぎていた。
時が経てば忘れられる って言うけど、そんなことありえないと思った。
服で涙を拭った。
『(…気分転換に商店街でも行ってみるか)』
迷子にならないよう願い、理真の足は商店街へと向かった。
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