164人が本棚に入れています
本棚に追加
すると、前の席の人が立ち上がり、机の横にかけてある袋から何か取り出した。
すると袋の中から何かが見えてしまった。
『…わわっ!!へへへ!?び!?』
「ん?なんじゃ」
すると彼は袋からトランプを取り出した。
「あー暇なんか。仕方ない、トランプの相手になってやるぜよ」
『は、はぁ。…?』
私はトランプがしたいとかでは無いんだけれど…
ただ銀髪の彼がトランプをやりたいだけに思えた。
「大富豪でいいかのぅ」
『いや、私ウノのほうが得意です』
「…いいんか?手加減しないぜよ」
『ウノのカードまで持ってるんですか?』
「あたりまえぜよ」
彼はそう一言言うと袋から世界で愛されているカードゲーム、ウノを取り出した。とりあえず私のウノ歴を彼はなめているようだ。
『ふふふ……ウノきたよ…ふふふ…』
「ん…おまえさん急にキャラが…」
『いいのよ!前の町ではウノ王者(キング)と呼ばれていた私の力、見るがいい!!』
「ま、駆け引きじゃ負けないぜよ」
『レッツUNO!!!!!』
最初のコメントを投稿しよう!