第1章

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すると、前の席の人が立ち上がり、机の横にかけてある袋から何か取り出した。 すると袋の中から何かが見えてしまった。 『…わわっ!!へへへ!?び!?』 「ん?なんじゃ」 すると彼は袋からトランプを取り出した。 「あー暇なんか。仕方ない、トランプの相手になってやるぜよ」 『は、はぁ。…?』 私はトランプがしたいとかでは無いんだけれど… ただ銀髪の彼がトランプをやりたいだけに思えた。 「大富豪でいいかのぅ」 『いや、私ウノのほうが得意です』 「…いいんか?手加減しないぜよ」 『ウノのカードまで持ってるんですか?』 「あたりまえぜよ」 彼はそう一言言うと袋から世界で愛されているカードゲーム、ウノを取り出した。とりあえず私のウノ歴を彼はなめているようだ。 『ふふふ……ウノきたよ…ふふふ…』 「ん…おまえさん急にキャラが…」 『いいのよ!前の町ではウノ王者(キング)と呼ばれていた私の力、見るがいい!!』 「ま、駆け引きじゃ負けないぜよ」 『レッツUNO!!!!!』image=311274774.jpg
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