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女・
「いったぁ~い!?なんだ、
勇<ゆう>ですか……」
振り返り青年の顔を確認し、半べその状態で彼女は言った
勇・
「由比<ゆい>お前!!親がいないなら研究室貸せだの、腹減ったから飯作れって言うから仕方なく作ったのに……
呼んでも来ないってどういう事だよっ!?冷めるだろうが」
由比・
「そ、それは私の夢を叶えるのに集中してたのでぇ…」
次の攻撃が来るのがイヤなので必死になっている由比
勇・
「何が夢だよ……
幼なじみとして言ってやるけどさ……
どうせ、またガラクタじゃないのか?っていうか、俺の家で勇ですかは無いだろ!!」
昔から由比の発明品は誰が見てもガラクタと呼ばれる物であり、うんともすんとも動かない事が多かった
由比・
「こ、これはガラクタじゃないですよ!!」
勇・
「それじゃあ、今度のは何だって言うんだよ?」
すると、由比はしかたなさそうに大きな声で言うつもりなのか、息を吸い込んだ
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