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沙「あの~」
?
今、気が付きましたがどうやら拾って下さったのは女の子のようです
???「なに?」
沙「その封筒僕のなんです。拾って下さり有り難うございました」
???「そーなの」
彼女は素っ気なくそう言うと僕に封筒を手渡した
沙「本当に有り難うございます。できればお礼がしたいのですが...」
???「ふ~ん。ところであなたの名前は?」
沙「え、あっ僕の名前は宮原沙って言います。あなたは?」
???「私は...シノン」
そう名乗った彼女は眠たいのか右手で目を軽くこすっていた
シノン「それでお礼ってなんでもいいの?」
沙「ええ、僕が出来る範囲であれば」
シノン「じゃ....」
僕は彼女の言ったことに思わず聞き返した
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