1章 *きらきら*

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へ?なんで?? ?を浮かべるあたしに、 『歩くの早かったよな』 って頭をぽんと撫でた。 それは優しすぎるよ、龍君~… 「ありがとぉ~~っ…」 「何がだよっ」 何もわかっていない様子の龍君は、立ち止まって頭だけ振り返った。 …かっこいい。 少し暗めの、キャラメル色の髪。 その柔らかそうな髪が少年ぽい横顔にとても似合っていて。 あたしなんかじゃ本当、もったいないよ。
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