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大粒の涙が頬を伝った。 聖也はあたしの頭をポンポンッと叩いた。 安心して涙がボロボロとこぼれ落ちてきた。 遼太郎… こんなあたしを好きになってくれてありがとう。 あたし、遼太郎の分も精一杯生きるから… 絶対見てて? あたしも遼太郎が大好きでした。 今までありがとう。 辛いときは きっと空を見て 遼太郎を思い出すから… あたしのこと… 忘れないで? 大好きだったよ。 本当に今までありがとう。 ばいばい。  
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