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「んん…重…、…?」
ぎゅ-っと抱き締められればさすがに苦しくて寝ぼけたまま素直な言葉が洩れ、優里が身動ぐ。
しかし抱きついてる長身男は離そうとせず嬉しそうに手に力を込めた。
もうスーツのシワの事は忘れ去られているようだ。
「…?…ちょ…おま……はぁ-……はいはい、離れろ」
「あっ、起きた?優ちゃんおはよう」
抱きついたままで声がかけられればガバッと顔を優里へと向け、とろけんばかりの笑顔でおはようと挨拶をする。
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