プロローグ

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デジタルの表記を見せて、 「7時50分……えっ?!嘘…7時50分んん-?!し、仕事……っ」 言った本人がオレより驚いてどうする…。 慌ててその場でおろおろしてる。その慌てようをベッドから降りて壁にかけてある制服を取りつつ見る。 (ざまぁねえなぁ…) 「ぷっ…クスクス」 「ちょっとぉ?何で笑ってんのさ!俺…おばさんに頼まれて起こしに来ただけなのにぃ……ゆ、優ちゃん…」 ──そう…こいつ、小西翔太郎は調子に乗るしオレにも乗るし今は泣きそうになってるんだけど、社会人で27歳なんです。  
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