ヲタ的☆恋愛

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何とか、授業に間に合い、美雪は自分の席に着き先生を思う。 いや、正直先生で頭がいっぱい。 大好きなキャラよりも、同人誌よりも先生がダントツなんだ。 もちろん、漫画やアニメは大好きだけど、今までは架空のキャラに恋してたけど、先生との恋はリアルなのだ。 ノートの隅に、シャーペンで絵を描く。 まずは、輪郭。 眉…、先生の眉はちゃんと整っていて、細くも太くもない綺麗な眉… 眼は、いつもはメガネで隠れているけど、オフからオンに切り替わると目の鋭さまで変わる。 髪の毛…、うっすら茶色でオフの時はボサボサしている。 ノートに出来上がった【先生】を見て、美雪は熱いため息をついた。 .
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