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『ハッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ドカーン!
家が粉砕した。
こんな夢を見たのは
初めてのことではない。
だから
家が粉砕するのも
初めてのことではない。
ウキ―!
猿が逃げている。
夢をおもいだす。
やめろ…
ウキ―!
やめろ…!
ウキ―!
やめろ!!!
ウ……!!!
目が…霞…む……。
猿は震える手を視界に入れる。
震えてよく見えない…
よく見えな…・・・
手には剛毛が刺さっていた。
ウ……キ……………
猿は絶命した。
死ぬ間際の走馬灯ではなく、
疑問ばかりがうかぶ。
剛毛は後ろから飛んできたハズだ。
後ろ
後ろ
後ろ………
最期のあがき。
後ろを見る。
そこには…
ミータンが立っていた。
あの…距離から………………!?
その距離およそ100メートル。
なんてすごさだ……
でもまぁ、
あれほどのゴリラに殺られるなら…
悔いは…ない……ぜ…
バタリ
猿はついに倒れた。
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