蒼の竜、紅の虎若子
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蒼の竜、紅の虎若子
肩にかかる程度の髪をなびかせ、彼女は言った 「……今夜は荒れるな………」 長い琥珀色の髪が風に舞う中、彼女は言った 「……嵐が来るのであろうか」 同じ時 違う場所で 二人の乙女が立ち上がっていた
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