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冬の訪れを告げる
澄み切った冬空
澄んだ空気が
優しく体を包む
冷たい風で
冷え切った左手を
温めてくれた温もりは
もう僕の隣には無い
君が最後に見せた表情は
泣きながら笑っていた
君が最後に言った言葉は
「ありがとう。」
僕は何も言えずに
君を見ることすらできなかった
人は出会いや別れを繰り返し
強くなり成長する
僕は強くなれたかな?
君は僕を思い出してくれるかな?
寒空を見上げ一人呟く。
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