第3話「その日運命を感じた」

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「なぁ椿」 「んー?」 「この調子だと4話でメンバー全員揃うのか?」 「そうなんじゃない?」 「その前にそういう話してもいいんですか?」 「いいのよ別に」 「てかまだ入学式の日なのに結構話進んでるよな」 「いいのよ別に」 どうやらこいつの口癖は『いいのよ別に』らしい どうでもよさそうな感じで言うな 「でね話は変わるんだけど今週のジャ〇プ読んだ?」 「変わりすぎだよ!」 「また話は変わるんだけど榎を書記にした理由は2つあるのよ」 「おっと重要そうな話だ!」 「1つ目は頭がいいから 2つ目は榎の親の職業よ!!」 「榎の親の職業?」 「色々やってますよ」 「色々?」 「最近ハマってるのはアパートの大屋さんとか言ってましたよ」 「それなのよ!!」 「それ?」 「つまりアパートを秘密基地にするのよ!!」 「秘密基地?子供か!」 「まぁ秘密基地って言うより秘密会議室ってところね」 「ツッコミどころはいっぱいあるけど家賃はどうすんだよ?」 「それは友達のよしみってことでタダ…」 「そうはいきません」 「何でよ!」 「こっちもビジネスなんでそういうわけにはいかないんですよ わかります?そういう甘い考えしてるからゴミの化身って言われるんですよ」 「誰に!?わたしそんな陰口言われてんの!?」 「まぁ2ちゃんの赤神椿スレで言われてることなんですけどね」 「それクソスレじゃない!!」 「そんなことないだろ」 「黙れガキが!!」 「同学年だろ!!」 「ホント二人とも甘いですね これだからゆとりは…」 「同学年よね!?」 「オレまでか!!」 「でも家賃払ってくれるなら別ですよ 今3つ部屋空いてますし」 「家賃って何万くらい?」 「それは…」 「それは…?」 「それは……」 「それは……?」 「次のページに続く!!」 「お前そのネタ好きだな!!」
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