第3話「その日運命を感じた」

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「ざっと1万円くらいですかね」 「やっす!!絶対曰く付きだろ!!」 「はい以前わたしが…いえ何でもないです」 「光樹!!警察に通報よ!!」 「よし来た!!」 「待ってください冗談ですよ冗談~ わたしは直接やってませんから」 「椿!!こいつホントに書記でいいのか!?」 「ダメな気がしてきた!!」 「でもかなり安いですよ?」 「確かにね…でもお金がな~」 「生徒会にはあれがあるじゃないですか」 「あれって…まさか…」 「生徒会にはお金がいっぱいありますよね? 各部活に分ける部費を少し安くしたら…」 「したら…」 「確実に1部屋はいけますよ?」 「でもな~さすがにそれは生徒会長としてあれだな~」 「大丈夫ですよ 少しだけならバレませんしわたしが隠蔽してもいいんですよ? しかも今なら特別に2部屋1万5000円でいいですよ?」 「もう一声!!」 「3部屋2万1000円!!」 「よし!!のった!!」 「プルルもしもし校長ですか!?今オレは不正を見ています!!」 「じゃあ契約書にサインしてください 3部屋2万1000円でこの契約を破ったら相川光樹を殺害します」 「承認!!ポンッ」 「いえ何でもないです!!ブチッ」 「じゃあ早速行きましょうか」 「うん!」 思ったら…何で3部屋借りたんだろう…?
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