第1話「一番になってこそ人生は意味があるのよ!!」

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オレは名前の都合上出席番号1番以外取ったことがなかった それが問題だった 「ちょっとあんた!!」 先生がまだ来てなくて教室が騒がしかった時後ろの奴が話しかけてきた そいつはとてもかわいかった おそらくオレが今まで見た中で一番かわいかっただろう 髪型は黒いロングヘアーだ まぁ今はそんなかわいい顔が台無しだったけど そいつはなぜかとっても怒っていた 「何であんたなんかが出席番号一番なのよ!!」 「いや名前が…」 「そんなことはわかってるわ!! わたしの名前は『赤神椿』!! 今までずっとわたしが出席番号一番だったのにあんたがこのクラスにいたからわたしは出席番号二番よ!!」 「いや赤神じゃ1番になるのは結構難しいと…」 「私が2番になったら1番の人は殺し…何でもないわ わたしは全てが一番じゃなきゃ許せないの!!」 なんちゅー自己中な… 「てことであんた死ぬか転校するかどっちかしなさい!! あんま殺しはしたくないから…後処理ダルいし」 「やだよ!! じゃああれだ他の事で一番になればいいだろ?」 「よくないわよ!! じゃあせめて何かわたしより下な事アピールしなさい!!」 「無茶苦茶だ!!」 そんなやり取りをしていると担任の先生が入ってきた これまた普通の先生だ四十代のおっさんってところか 「じゃあ早速だが自己紹介してくれ 一番から」 オレは緊張しながら自己紹介をした 考える時間がないところが一番のイヤなところだ そして椿の番… 「東中出身赤神椿 ただの人間には…」 「言わせねーよ!?」 オレはがらにもなく立ち上がり叫んだ 今たまたま思ったがこいつハ〇ヒに似てるな性格が そういうオレも〇ョンに似てると思うんだけどな ちなみに言っておこう 涼宮〇ルヒシリーズとは一切関係ありません!! 作者は暴走までしか読んだことがないです
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