第2話「人間表面だけ見られることが多いのです」

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オレが目を覚ましたのはちょうど帰りの挨拶をし終わった時だった てか何で誰も保健室連れていってくれなかったんだろう… 「あれ?もう起きちゃったの?」 椿が驚きの顔を浮かべながらオレを見ていた 「椿…悪いがオレは生徒会なんてやらん…」 「ああ生徒会ね あれもうわたしが会長であんたが副会長で決まっちゃったから」 「…は?」 「だからね他のクラスにも学年にも生徒会立候補者がいなくてもう自動決定しちゃったの 他のメンバーは自分達で決めちゃっていいってさ」 おいこの学校の生徒共… いいのか?こいつを生徒の会の長にしても 「光樹行くわよ」 「どこに?」 「メンバー探しよ」
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