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この狐どこから……誰かのペットがろうか、周りを見渡すがそれらしき人はいない、霞がかった頭で考えてみる、がよくわからないので愛織は狐を避けて駅へ向かうことにした。
時間がない、もし逃げ出した迷い狐かペットだとしてもきっとちゃんと狐を捕まえるという仕事を与えられた人が捜索しているだろうしこんな大きな狐二匹愛織が捕まえられるわけもなく、むしろ下手に手をだして怪我をしたほうが狐の関係者に迷惑がかかるだろう。
スルーがいちばん最善の行動に思えた。
刺激しないようできるだけゆっくり狐から離れ迂回する。
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